月に願いを / wish upon a moon - rallypapa & foundation

2019.9.5 / citymusic / CMCD-009(CD-R) / 1000円(税込)

1. 月に願いを / wish upon a moon

2. 帰路 / homeward bound

3. エピローグ / epilog

 

rallypapa

チョウ・ヒョンレ:Vocal

 

foundation

キム・ガンホ:Dobro Guitar

水田十夢:Wood Bass

岩城一彦:Banjo

吉岡孝:Drums

kaori:Alto Sax

ヨシカワヨシコ:Trombone

 

All Lyrics & Songs Written by チョウ・ヒョンレ

Arranged by rallypapa & foundation

 

Recorded at ミズタハウス 2019.8.12

Recording Starter by みのようへい

Mixed by チョウ・ヒョンレ

Mastered by 辻凡人(RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA, Shleeps)

Artwork & Design by 水田十夢

Management by 柳本篤


満を持しての初作品はホーム・レコーディングによるライヴ定番曲


2017年から活動がスタートしたラリーパパ&ファウンデーション。地道なライヴ活動を軸にしながらバンド・アンサンブルに磨きをかけてきた。お盆ど真ん中の8月12日、ついに待望の初作品となるファースト・シングル「月に願いを」のレコーディングを敢行した。

 

場所はメンバーである水田十夢の自宅で行われた。この日集まったのはチョウ・ヒョンレ(ボーカル)、キム・ガンホ(ドブロギター)、水田十夢(ウッドベース)、岩城一彦(バンジョー)、吉岡孝(ドラムス)、kaori(アルトサックス)、ヨシカワヨシコ(トロンボーン)の7人。最近はこの編成が軸になっている。コンデンサーマイク2本のみを使い、それぞれが立ち位置を変えるなどしてバランスを確認しながらの一発録りとなった。これが功を奏し、見事にワン&オンリーな世界を構築している。

 

kaori&ヨシコのホーン隊がゴキゲンなイントロを奏でる「月に願いを / wish upon a moon」は、一聴すると60年代アメリカン・ポップスの雰囲気を感じ取ることができる。だがガンホはドブロギター、岩城はバンジョーを弾いている。メロディーはポップスだがブルースやカントリーでよく使われる楽器をセレクトするあたりにラリーパパ&ファウンデーションらしさが出ていると言えるだろう。続く「帰路 / homeward bound」は一転してブルージーに迫る。吉岡&十夢のリズム隊が屋台骨となり、しゃくり上げるヒョンレのシャウトもいつも以上に伸びやかで男臭い。そして最後の「エピローグ / epilog」は「月に願いを」のブルーグラス・アレンジだ。前述した楽器のセレクトがここでさらに活躍するというわけだ。ちなみにライヴでは本編のあとにこのバージョンを続けて演奏したこともある。

 

"Recording Starter"とクレジットされているのは、大阪在住のシンガー・ソングライター みのようへい氏。かねてから十夢と交流があり、「録音ボタン押す係」を担ってくれた。さらにマスタリングは辻凡人。言わずもがなラリーパパ&カーネギーママのドラマーであり、現在は新バンドShleeps(シュリープス)での活動も本格化してきている。

 

歌の世界観を見事に描き出したジャケットデザインを担当したのは水田十夢。そこはかとなく漂う哀愁は「帰路 / homeward bound」にもつながっていく。さらにインナースリーヴには十夢の四コマ漫画も掲載。シングルを手にした方は隅々まで楽しんでいただけることだろう。歌詞カードはこの特設サイトからダウンロードできるので、ページ下部でご確認を。ホーム・レコーディングならではの温もりのあるサウンド、ぜひご堪能いただきたい。


 

歌詞カードのダウンロードはこちら

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rallypapa & foundation

チョウ・ヒョンレ:Vocal & Guitar

キム・ガンホ:Guitar

水田十夢:Bass

岩城一彦:Dobro Guitar, Banjo

吉岡孝:Drums

kaori:Alto Sax, Flute

ヨシカワヨシコ:Trombone

 

2017年秋、ラリーパパ&カーネギーママを土台にした新ユニット「R&C FOUNDATION」の活動がスタート。その後メンバー構成を発展させバンド名をラリーパパ&ファウンデーションに改名。ロック、ブルース、ソウル、ニューオーリンズファンク、カントリーなどルーツロックに根ざした音楽性が特徴のひとつ。チョウ・ヒョンレを軸に、アコースティック編成からホーンセクションを含めたバンド編成まで変幻自在。