ラリーパパ&カーネギーママがデビュー・ミニアルバム『Good Times Are Comin'』をリリースしたのは2001年5月2日。横の画像はデビュー盤の裏ジャケットだ。全員の顔がはっきりとしない、あの時代からタイムスリップしてきたかのようなファッション、手書きのクレジット。これらのビジュアルが収録された4曲の世界観と見事にマッチする。20世紀の終わりから21世紀の始めに登場してきた他のどのバンドよりも異質で骨太で、存在感があった。それはまさに《髭ロック》という名が相応しいだろう。

 

ここでは当時のフライヤーや貴重な紙資料など保存状態の良いものをできるだけ掲載している。15年の軌跡を"紙"でたどっていこう。

 

 デビュー・ミニアルバム『Good Times Are Comin'』裏ジャケット

 (2001年リリース/citymusic盤)

 


 KBS京都開局50周年記念イベント『KYOTO EXPERIENCE』フライヤー

 12月22日,23日 at KBSホール(ラリーパパは初日に出演)



dreamsville recordsから全国発売された『Good Times Are Comin'』サンプル盤(上)同封のプレスリリース(左)



CRJ-west free paper issue #28

 

学生のみで運営していた音楽団体「CRJ-west」が発行していたフリーペーパー。チョウ・ヒョンレのインタビューが掲載された2001年12月号。CRJ-westのチャート常連だったラリーパパは、デビュー・ミニアルバム収録の「冬の日の情景」が2001年度の年間1位を獲得している。

 

 


前年にデビュー・ミニアルバムの再プレス盤をdreamsville recordsから全国リリースし、この年は待望のフルアルバム、そして初のワンマン・ライヴ・ツアーを開催。初もの尽くしだった2002年、全国的にラリーパパの名前が広まっていった時期でもある。


 はっぴいえんど解散ライヴ「CITY-Last Time Around」

 完全カバーライヴのフライヤー

 出演:ぱぱぼっくす、永江孝志、クリンゴン ほか

 ラリーパパは「抱きしめたい」を演奏(未CD化) 


70年代の日本ロック、フォークをコンパイルしたシリーズ『喫茶ロック』の現代版。ラリーパパのほかにキリンジや青山陽一、イノトモ、東京ローカル・ホンクなどの楽曲が収録された。


喫茶ロック now (2002.1.23)

Flavour of Sound ● FVCC-80149


01. 冬のオルカ / キリンジ

02. すきまから / フリーボ

03. ハズム リズム / ヨシンバ

04. レモンを買おう / 空気公団

05. 春雨道中 / MAMALAID RAG

06. 090 / クラムボン

07. 落下ドライブ / benzo

08. novels / チキ サウンズ

09. ベッドが走る / 青山陽一

10. 涼風懐歌 / イノトモ

11. 手紙 / Clingon

12. 遠い願い / 東京ローカル・ホンク

13. ハナレバナレ / キセル

14. 都合により流浪 / タイライクヤ

15. 風に乗って / rallypapa and carnegiemama

16. 描くのは曲線のみ / コモンビル

17. ランチ / くるり


自主企画イベント『GOOD TIME MUSIC Vol.2』フライヤー

 

<裏面>

 

<チケット>

 


ファースト・フルアルバム『dreamsville』フライヤー

イラストは森英二郎氏による版画(アルバム・ジャケットも同様)

 

 

      <裏面1>

      詳細なバイオグラフィーやバンド名の由来なども記されている


 

      <裏面2>

      かわむらきょうこ氏、佐野元春氏、青山陽一氏、中野督夫氏、直枝政広氏らのコメントが掲載

      

初のワンマン・ツアー『Music From dreamsville』告知フライヤー

『春一番2002』チケット

『Music From dreamsville』チケット

  


『Good Times Are Comin'』

特典ステッカー


『dreamsville』

  特典ステッカー


『dreamsville』

 特典ポストカード



 

 

 

辻凡人の手書きによるライヴのセットリスト

(2002年〜2003年頃)

 

1. どこへ行こう

2. Small Twon Talk(ボビー・チャールズのカバー)

3. 道々

4. 終わりの季節に

5. 風に乗って

6. Casey Jones(グレイトフル・デッドのカバー)

7. 夏の夜の出来事(ザ・バンドのカバー)

8. 心象スケッチ

 


 

前年に続いて「春一番コンサート」をはじめ「FUJI ROCK FESTIVAL」など数多くのイベントに出演。さらに自主企画イベントも精力的に行ないながらスタジオ・アルバム『LAST ALBUM』もリリース。"バンド感"を着実に高めていった時期。そして伝説のロジャー・ティリソン・ジャパン・ツアーが開催されたのが、この2003年だ。

 



『ようこそ夢街名曲堂へ!』フライヤー

 あがた森魚・はちみつぱいのカバー「大寒町」収録

 


『春一番2003』フライヤー(5月3日出演)



梅田バナナホール 2003年6月のスケジュール

6月16日 (月) はロジャー・ティリソン ジャパン・ツアーの初日

 

ツアー・スケジュール(上)

大阪公演のチケット(下)

 


          ポストカード型のツアー・フライヤーは水田十夢のデザイン

          (ロジャー・ティリソン直筆サイン入り/スチョリ所有)

 

自主企画イベント『Good Time Music Vol.3』フライヤー

最終日は鈴木茂バンドとの共演が実現

 


サード・アルバム『LAST ALBUM』フライヤー

 


<裏面>

 

 



 

<見開き中面>

 ロジャー・ティリソン、鈴木茂氏、中野督夫氏のコメント掲載



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