月に願いを / wish upon a moon
2019.9.29 / citymusic / CMCD-009
ラリーパパ&ファウンデーションの記念すべきファーストシングル。水田十夢の自宅に機材や楽器を持ち込み、最終的にはコンデンサーマイク2本のみを使った一発録り。ホーム・レコーディングならではの温かみのあるサウンドに仕上がっている。マスタリングは辻凡人。
チョウ・ヒョンレ:Vocal
キム・ガンホ:Dobro Guitar
水田十夢:Wood Bass
岩城一彦:Banjo
吉岡孝:Drums
kaori:Alto Sax
ヨシカワヨシコ:Trombone
All Lyrics & Songs Written by チョウ・ヒョンレ
Arranged by rallypapa & foundation
Recorded at ミズタハウス 2019.8.12
Recording Starter by みのようへい
Mixed by チョウ・ヒョンレ
Mastered by 辻凡人(RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA, Shleeps)
Artwork & Design by 水田十夢
Management by 柳本篤
路上 ON THE ROAD
2017.8.3 / citymusic / CMDL-001 / FOR DOWNLOAD ONLY
2016年9月にリリースしたロジャー・ティリソン with ラリーパパ『JAPAN TOUR 2003』購入者限定の特典【SOCIAL NETWORK SONG】として制作した待望の新曲。一般公募で寄せられたイメージやフレーズを元に、チョウ・ヒョンレが作詞作曲を担当。ダウンロード限定シングル。
*2019年1月1日よりSpotifyにて配信スタート!
チョウ・ヒョンレ:Vocal, Banjo, Harmonica
スチョリ:Piano, Vocal, Chorus
キム・ガンホ:Guitar, Chorus
水田十夢:Bass, Chorus
辻凡人:Drums, Chorus
Produced and Arranged by RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA
Inspired by Tour Audience
Recorded at Alchemy Studio 2017.7.29
Mixed and Mastered by 北畑俊明&福岡直子(Alchemy Studio)
Artwork & Design by 水田十夢
Management by 柳本篤(citymusic)
01. 道々
02. まちとまち
03. どこへ行こう
04. 終わりの季節に
05. つむじかぜ!
06. 冬の日の情景
07. Down In The Flood
08. Get Up Jake
09. Callin' On You
10. 夢を見ないかい?
11. 心象スケッチ
12. 明日はないのさ
13. ダ・ボン −素晴らしき日々−
14. Rock'n Roll Gypsies
15. 黒猫よ、待て!
Thank you Amigo!! -Welcome Back Tour 16-17 in OSAKA-
2017.5.24 / citymusic / CMCD-008
2016年9月の『レインボーヒル2016』出演を皮切りにスタートした全国ツアー「Welcome Back Tour 16-17」。横浜、福岡、名古屋、京都、東京、大阪の全国6都市で合計8公演を開催。5年の沈黙を破り完全復活を宣言することとなったこのツアーから、2017年3月に梅田シャングリラで行なったファイナル公演をパッケージ。
「冬の日の情景」「終わりの季節に」「心象スケッチ」などの代表曲はもちろん、ツアーのために書き下ろした新曲「つむじかぜ!」やラリーパパ名義では初披露となったスチョリのソロ楽曲「ダ・ボン −素晴らしき日々−」、そして5人が父として慕ったロジャー・ティリソンのカバー曲を含む全15曲を収録。ラリーパパ初の紙ジャケット仕様でのリリース。
◎ 2017年5月24日(水)リリース
◎ デジタル・マスタリング/紙ジャケット仕様
◎ オンラインショップ/ライヴ会場限定販売
Produced by ラリーパパ&カーネギーママ / 柳本篤
Recorded live from 梅田シャングリラ 2017.3.18
PA & Mastered by 北畑俊明(Alchemy Studio)
Recorded by 福岡直子(Alchemy Studio)
Artwork & Design by 水田十夢
Photo by 石川耕平
Management by 柳本篤
Thanks & Dedicated to ROGER TILLISON
−Set 1−
1. One Good Friend
2. Southwest Wind
3. Old Santa Fe
4. Good Time Gal
5. All Around The World
6. Change Change
7. One Night Stand
8. One Step Ahead Of The Blues
9. Mystery Train
10. Hot Mamble Jamble
11. Jamaica Run
12. Pony Blues
13. Old Cracked Looking Glass
14. Let 'Em Roll Johnny
15. Lonesome Louie
−Set 2 with RAC−
16. Introduction
17. Down In The Flood
18. Get Up Jake
19. Loving You Is Sweeter Than Ever
20. Sweet Little Thing
21. Rock'n Roll Gypsies
JAPAN TOUR 2003 -LIVE!-
2016.9.25 / citymusic / CMCD-007
"オクラホマの静かなる巨人"と呼ばれた伝説のシンガー・ソングライター、ロジャー・ティリソンが2003年6月に奇跡の来日を果たした。大阪・名古屋・横浜・東京の4カ所で行なわれ、全国のスワンプロック・ファンを魅了した最初で最後のジャパンツアー。この貴重なライヴ音源が13年の時を経てついにCD化!アコースティック・ギター弾き語りの激渋のソロ演奏に加え、ラリーパパ&カーネギーママを率いたバンド演奏も収録!!
ライヴ・アルバム『ジャパン・ツアー2003 -ライヴ!-』は前述した全4公演の中から各楽曲のベストテイクをセレクトし構成している。弾き語りのファースト・ステージでは1971年のファーストアルバム『ロジャー・ティリソンズ・アルバム』から「ワン・グッド・フレンド」「レット・エム・ロール・ジョニー」や、ウディ・ガスリーのカバー「オールド・クラックト・ルッキング・グラス」などファンには馴染み深い楽曲が並ぶ。さらに2003年のセカンド・アルバム『マンブル・ジャンブル』からはタイトル曲や「ジャマイカ・ラン」、他にもこれまで作品化されることのなかったエルヴィス・プレスリーの「ミステリー・トレイン」、リトル・ウィリー・ジョンのR&Bナンバー「オール・アラウンド・ザ・ワールド」などここでしか聴けない貴重なライヴ・テイクを収録。随所にブルース・フィーリング溢れるロジャー・ティリソンのギタープレイも聴きどころだ。
そしてセカンド・ステージはラリーパパ&カーネギーママをバックに従えて、怒濤の骨太スワンプロックが繰り広げられる。ファースト・アルバムのオープニング・ナンバーだった「ダウン・イン・ザ・フラッド」からそのままのテンションでザ・バンドの「ゲット・アップ・ジェイク」へ。ラリーパパの強靭なバンド・サウンドに乗ってロジャー・ティリソンがシャウトする。世代、国境を越えた見事なコラボレーションは歴史的快挙と言っても過言ではない。そして締めくくりは多くのカバーが生まれた代表曲「ロックンロール・ジプシーズ」。ロジャー・ティリソンの哀愁と温もり、あるいは優しさや男らしさも感じられる。世界中のスワンプロック・ファン必聴の1枚だ。13年の時を経て伝説のジャパンツアーがついによみがえる。
◎ 2017年5月24日(水)〜 オンラインショップ販売スタート
◎ 完全限定生産盤
◎ 全曲未発表音源/デジタル・マスタリング
◎ ラリーパパ 新曲「路上 ON THE ROAD」ダウンロードコード付き
◎ 16Pブックレット:長門芳郎ロングインタビュー/キム・ガンホのタルサ旅日記 掲載
Good Times Are Comin' Again!!
2010.9.26 / citymusic / CMCD-003
解散から5年ぶりに再結成を果たしたラリーパパ&カーネギーママ。2010年9月26日、服部緑地野外音楽堂で開催された『Rainbow Hill 2010』に出演。再結成アルバムとしてリリースされたのが本作。ヒョンレ&スチョリのボーカルが絡み合って往年のラリーパパ節が炸裂する「BLUEST LOVE」、チョウ・ヒョンレのソロ作品「一人でできるかな?」のバンド・バージョンなど、合計4曲が収録。
ほんの少しだけ、昔のおはなしです。<西の都のザ・バンド>と呼ばれた5人組の男の子たちがいました。その名は<ラリーパパ&カーネギーママ>。別れの旅路から年月が経ち、それぞれの道を歩んだ彼らでしたが、音楽の魔法の悪戯でしょうか…。クロスロードでばったり再会。おひげをたくわえすっかりおじいさんになってしまった彼ら。「せっかくじゃし、またみんなで集まって昔のように楽しんでみるとするか…」再び集結した彼らの新しい作品が出来ました。懐かしいけど新しい、男らしいけど心優しい。今を生きる彼らの作った明日への音楽です。今回は一番活動期間が長かったメンバーでのレコーディング。解散から5年。再び集まったRAC。大人になり(ヒゲも生えて)音に深みが増した彼らの“今”の音。お楽しみください。
Produced by RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA
RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA are
Cho Hyeongrae : Vocal&Guitar
Kim Suchol : Vocal&Piano
Kim Gwangho : Guitar
Mizuta Tom : Bass
Tsuji Bondo : Drums (by the courtesy of ORANGE LINE TRAXXX)
Additional Musician Hanamura Yoshihiro : Harmonica
Recorded & Mixed by 北畑俊明(Alchemy Studio)
Assisted & Mastered by 福岡直子(Alchemy Studio)
Studio at Alchemy Studio
Art Direction & Design : 水田十夢(Hi-Fi Company Ltd.)
Photography : 渡邉一生(SLOT PHOTOGRAPHIC)
Illustration & Title Design : 南海アッシュ
Hair Make : 俣木寿理(La Bless)
Room Coordination : 松井朝敬(SWEET STRINGS)
Special Thanks : Staff and Family & Friends !!
1. さよなら三角また来て四角
2. 遠い記憶
さよなら三角また来て四角/遠い記憶
2006.4.4 / citymusic / 品番なし / 配信限定
後期ラリーパパのシングルは、バンド史上初の配信限定でリリース。「さよなら三角また来て四角」はチョウ・ヒョンレがボーカル、そして「遠い記憶」は浦朋恵が初のリード・ボーカルを担当している。ジャケットは配信翌日に行なわれたライヴの会場限定でリリースされたCD-R。イラスト、デザインはチョウ・ヒョンレ。
この時期聴いてもらわな、今年もまた埋れてしまうね。ボビーチャールズに許可もらわなあかんかな?(笑)俺のへっぽこギターソロと、サックスのソロを用意して来なかったウラのせいで、急遽入れた口笛ソロ。みんなに聴いてもらいたい(笑)ピアノにトウヤマ先生、ドラムに武田先生が入ってくれてます。 −2014.4.6 チョウ・ヒョンレ
<Personnel>
チョウ・ヒョンレ:vocal, slide guitar, electric guitar
キム・ガンホ:acoustic guitar
水田十夢:bass
浦朋恵:vocal
武田栄:drums
トウヤマタケオ:acoustic piano
Produced And Arranged by RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA
Recorded at Umeda Hard Rain & Awaza House,Osaka,Feb.22~Mar.9,2006
Engineered by Watanabe Naoto
Art Work : Cho Hyeongrae
風の丘 / 黒猫よ、待て!
2005.8.13 / dreamsville records,citymusic / YDCD-0114
2004年のライヴ・アルバム『LIVE』リリース後、ドラム・辻凡人の脱退を経て、新メンバーとして浦朋恵(サックス/クラリネット/ボーカル)が加入。ドラムはバンバンバザールでも活躍していた武田栄。新生ラリーパパの初の作品は、バンド史上初のシングルでもある。両A面シングルということで、ジャケットも両A面仕様。
クラリネット、マンドリン、ラップ・スティールのやさしい音色がゆっくりと、黄昏れのカーテンを引くように心の中に染渡っていく。たった一行の浦朋恵の歌声に僕は、一目惚れ。「風の丘」は、まるでフライング・ブリトー+エミルー・ハリスのようなカントリー・ワルツだな。グラム・パーソンズは誰?なんてね。でもラリパはラリパでしかない。ほかのどのバンドにも真似できない領域に到達したようだ。人生、右と左の足を代わるがわる出して、進めば、それでいいのさ…。「黒猫よ、待て!」が伝えるシンプルな真実。2曲揃って、21世紀屈指の名曲になる予定だ。−2005年夏 魔法信二郎 a.k.a. 長門芳郎
01. 冬の日の情景
02. 陽の昇る方へ
03. 終わりの季節に
04. 風来渡
05. 風に乗って
06. 道々
07. あの空は夏の中
08. 枯葉のブルース
09. まちとまち
10. どこへ行こう
11. 夏の夜の出来事
12. 心象スケッチ
13. 夢を見ないかい?
14. ラストショウ
LIVE
2004.9.3 / citymusic,CUBE / Qbix-10
レコーディング:梅田バナナホール(2004年6月10日)
イラストレーション : 寺田順三(Comes Graphic)
Track 10~12:with BLACK BOTTOM BRASS BAND
2004年6月6日、ワンマン・ライヴ・ツアー『Kinky Kings Tour 2004』を神戸からスタートさせ、6月10日に梅田バナナホールで行なわれたライヴの模様を収録したのが『LIVE』。超満員のバナナホールの熱気、安定した演奏と歌をパッケージしたライヴ・ベスト・アルバム。集大成と言っても過言ではないだろう。
デビュー・アルバムに収録されていた「ふらいと」のニュー・アレンジ「風来渡」はライヴならではのお楽しみ。他にも「陽の昇る方へ」「夢を見ないかい?」の新曲2曲も収録。終盤ではブラック・ボトム・ブラス・バンドを迎え入れて3曲を披露。かねてからライヴでは定評のあったザ・バンドの「The Night They Drove Old Dixie Down」の日本語カバー「夏の夜の出来事」が音源化されているのは、現在このアルバムのみ。
全14曲、CDに収まるギリギリの75分にわたってラリパ・ワールド全開。しかしリリースから3ヵ月後の2004年12月、辻凡人が脱退。bonobosの正式メンバーとして活動していくことを発表。ラリーパパの新たなステージが始まることに。
LAST ALBUM
2003.11.22 / dreamsville records / YDCD-0103
前作『dreamsville』から1年3ヵ月ぶり、スタジオ・アルバムとしては3枚目となる。これまでのダウン・トゥ・アースなサウンドを継承しながらも都会的で洗練された「枯葉のブルース」をはじめ、ライヴでよくカバーしていたボビー・チャールズの「Small Town Talk」など、新境地開拓を魅せた傑作アルバム。2003年6月には、オクラホマ州出身のシンガー・ソングライター、ロジャー・ティリソンのジャパン・ツアーをバックバンドとしてサポートし、大きな話題に。さらに同年7月『フジロック・フェスティバル』の「Rookie A Go-Go」にも出演を果たす。ジャケットのアートワークは水田十夢の実父であり、画家でもある水田喜八。前作では想い描いた"夢の街"を歌い、今作ではその"夢の続き"を歌う。英文ライナー:ロジャー・ティリソン。
今年の夏、大阪でのリハーサルで初めて"ラリーパパ"と出逢った時から、私は彼らに恋をしてしまった。見事なヴォーカル・ワークといい、ファンキーなリズムといい、音楽のテクニックにかける情熱といい、私はラリーパパの大ファンになってしまったのだ。彼らの秀逸なバッキングとユーモアのセンス、エンターテイナー精神のおかげで、2003年のジャパン・ツアーは忘れ得ぬ素敵な体験となった。彼らを自分の息子のように思っている。彼らがプレイすると、光がキラキラと輝き出すのだ!
1曲目「黄金のうたたね」の冒頭でキム・ガンホが奏でる"マウンテン"バンジョーのピュアで澄み切ったサウンドに始まり、「Small Town Talk」での最後のコーラスに至るまで、このアルバムは老いぼれたソングライターにとってとびきりのご褒美だ。ラテンのリズム、ジャズ・ロック、ジャンプ・ブルーズ、そして古き良き時代のシンプルなロックンロール・サウンドが心に沁み入る美しいバラードの中に隅なく編み込まれている。ボンド"Staro"ツジの絶妙なパーカッション・ワークと"一流ベーシスト"トム・ミズタがきっちりと引き締めている。"ボトム・ライン"の功績により、このアルバムは常にグルーヴ感をキープしている。キム"ホワイト・スネイク"スチョリはヴォーカルを取り、全曲を通して素晴らしく"スワンプ"なピアノをプレイしているし、キム・ガンホは私の友人であるジェシ・エド・デイヴィスの精神を受け継ぐエキサイティングで独創的なギタリストだ。チョウ・ヒョンレは心の琴線を震わせるソウルフルなヴォーカルで「Small Town Talk」を見事にカバーしている。リック・ダンコもボビー・チャールズも、きっと誇りに思うに違いない。 そして私もラリーパパのメンバーひとりひとりを誇りに思う。彼らはロックンロール・ジプシーであり、全員が私の心の友だ。ありがとう。
オクラホマ州タルサにて ロジャー・ティリソン
dreamsville
2002.8.22 / dreamsville records / YDCD-0090
デビュー・ミニアルバム『Good Times Are Comin'』の全国発売から約1年。満を持してのフルアルバム『dreamsville』をドリームズヴィル・レコードからリリース。デビュー当初からライヴ定番曲だった「道々」や「終わりの季節に」など全6曲収録。また、リリース日の翌日から初のワンマン・ライヴ・ツアー『Music from dreamsville』を開催。解説:長門芳郎、コメント寄稿:ジョン・サイモン。
陽だまりにまどろむイノセントを包むかのようなオーガニックな演奏。きっと彼らのライヴも暖かいんだろうな。良い音楽をありがとう。−佐野元春
楽しく、懐かしく、優しく、こんな疚しい僕の心をキュンとさせてくれる。僕もバンド「センチメンタル・シティ・ロマンス」で、30年間唄い続けているけれど、これまでに出会ったステキな歌手やバンド、大切な友達の事がこのアルバムを聞きながら、走馬灯のように回想できました。暖かいアナログ仕上げのアルバムですね!さ~、次はいっぱいライヴして、体の中の日本ロックを大切にあたためていきましょう。大変だけど、同じ道を歩いていきましょう。いずれどこかの現場でよろしく。"ガンバレ" −中野督夫(センチメンタル・シティ・ロマンス)
《バンド名とアルバム・タイトルの由来》
当時好きだったジョー・ママにあやかってパパとかママの入ったバンド名にしようと。で、ラリパッパと勝手気ままを文字ってラリーパパ&カーネギーママに。出来上がったレコードを初めて通して聞いたとき、6つの曲にひとつのコンセプトを感じました。とある街で同時期に繰り広げられる日常を切り取って歌ってるみたいでした。古惚けた町で、そぼ降る雨に煙る町で、誰かの描いた夢の街で。タイトルは他に考えられませんでした。−チョウ・ヒョンレ
《ジャケット版画》
70年代に大阪・天王寺で行われていた関西フォーク伝説のライヴ・イベント『春一番コンサート』のポスターの版画でおなじみの森英二郎氏の書き下ろし。森氏はほかにも西岡恭蔵、大塚まさじ、金森幸介などのジャケットを手がけている。
"夢の街"で唄われるのは、昔見た、優しくて懐かしい風景。日常のせわしなさを、忘れさせてくれる。ヴォーカルの二人の持つ不思議な浮遊感、ギター、フェンダー・ローズ、ベース、ドラムスなどに加えて、ピアノ、アコーディオン、マンドリン、ウッドベースなども引っぱり出して来るふところの深さ。自分達が大事にしていることが伝わってくるコーラス、そして最近の他のバンドとはあきらかに違う歌詞の世界。
1. 冬の日の情景
2. ふらいと
3. まちとまち
4. 風に乗って
Good Times Are Comin'
2001.5.2 / citymusic / CMCD-001
2001.9.27 / dreamsville records / YDCD-0066(どちらも廃盤)
薫り立つサウンドと、味わい深いヴォーカル。
気がつけばどこか懐かしい叙情的な世界に引き込まれている。
5人の若者がグッド・タイムを引き連れてやってきた。
このアルバムのために設立した自主レーベル「citymusic」から、2001年年5月2日にリリースした記念すべきデビュー・ミニ・アルバム。ジャケット・デザインはチョウ・ヒョンレ。レコーディング期間は2001年3月から約1ヵ月。このときのメンバーはチョウ・ヒョンレ、キム・スチョリ、キム・ガンホ、森本夏子、辻凡人の5人。このアルバムがリリースされた5月2日に京都磔磔で初の自主企画イベント『Good Time Music』を開催。この日を最後にベースの森本夏子が脱退し、bonobosへ。水田十夢が新ベーシストとして加⼊。800枚限定生産のcitymusic盤はあっという間に完売し、同年9月27日にドリームズヴィル・レコードから再プレス盤が全国発売。
70年代の日本のロックとアメリカン・ミュージックがブレンドされたような、サウンドとメロディ。美しく繊細なコーラス・ワーク。風を意識した歌詞のセンスの良さ。聴く人によってははっぴいえんど、あるいはジェイムス・テイラー、あるいはザ・バンドを思い浮かべることでしょう。彼らの日本語ロック・サウンドが、これからの日本のロック・シーンを変えてくれそうな予感のする1枚です。(dreamsville records HPより)
ANTHOLOGY OF
RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA
2017.3.18 / CMBX-001~006 / NOT FOR SALE
◎ツアー特典限定プレス(一般発売予定なし)
◎スペシャル・ボックス・パッケージ仕様
◎デモ、ライヴ音源など未発表曲を含む全104曲収録
◎32Pブックレット付き
◎監修:柳本篤 / ラリーパパ&カーネギーママ
◎デザイン&アートワーク:水田十夢
全国ワンマンツアー「Welcome Back Tour 16-17」の全公演コンプリート予約者限定のスペシャル特典。オリジナル・アルバム音源をはじめ、メンバーのソロ作、完全未発表音源満載の6枚組CD-R BOX!
1. どこへ行こう
2. 冬の日の情景
3. 道々
4. 終わりの季節に
5. 枯葉のブルース
6. まちとまち
7. BLUEST LOVE
Rare Track Series "Rainbow Hill 2010"
2010.12.22 / citymusic / CMCD-004
2010年、再結成ライヴ第1弾となった『Rainbow Hill 2010』での演奏7曲全てを収録。同年12月22日に梅田シャングリラで開催されたワンマン・ライヴ『Good Times Are Comin' Again!!』の会場で、久々の『Rare Track Series』としてリリース。
Produced by RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA
RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA are
Cho Hyeongrae : Vocal&Guitar
Kim Suchol : Vocal&Piano
Kim Gwanho : Guitar
Mizuta Tom : Bass
Tsuji Bondo : Drums (by the courtesy of ORANGE LINE TRAXXX)
Additional Musician Hanamura Yoshihiro : Harmonica
PA Engineered by 渡辺尚図
Recorded by 椛島隆
Mixed & Mastered by 葛西敏彦
Art Direction & Design : 水田十夢(Hi-Fi Company Ltd.)
Cover Photo : 大場貴子
Inner Photo : 渡邉一生(SLOT PHOTOGRAPHIC)
Special Thanks : レインボーヒル実行委員会 Staff and Family & Friends !!
1. まちとまち
2. 陽の昇る方へ
3. ふらいと
4. あの空は夏の中
5. 夢を見ないかい
6. Casey Jones
~ Bonus Track(未発表曲)~
7. 夜が明ける
8. 君は陽炎 (Instrumental ver.)
Rare Track Series Good Times Roll Vol.2
2005.8.5,6 / citymusic / 品番なし / 配布のみ
公式ブートレグ音源集の第2弾。2005年8月5日、6日に開催された自主企画イベント「Good Times Roll #2~風の丘~」「同 #3~黒猫よ、待て!~」のチケット予約特典として配布したもの。前回よりも音質はかなり劣るが、ここでしかCD化されていない楽曲が収録されている。キム・ガンホがエンジニアにクレジットされている珍盤。
冒頭の「まちとまち」は疾走感あるアレンジ。はっぴいえんどの「はいからはくち」よろしく、これまで様々なアレンジで演奏されてきたこの曲ならではの仕上がり。グレイトフル・デッドの「Casey Jones」はライヴでよく演奏していた洋楽カバー曲のひとつ。音源化されているのはこのアルバムだけである。ボーナス・トラックの「夜が明ける」はスチョリ作曲による未発表曲。歌詞は付いていない。最後の「君は陽炎~Instumental Version~」も未発表曲で、作曲は水田十夢。この曲は8月5日の自主企画イベントで演奏している。
<Personnel>
チョウ・ヒョンレ:vocal, acoustic guitar
キム・スチョリ:vocal, acoustic piano
キム・ガンホ:erectric guitar
浦朋恵:clarinet, sax, Tambourine, chorus
水田十夢:bass
~Guest Player~
道券慎太郎:drums
武田栄:drums
Produced and Arranged by RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA
Recorded at Wansk Studio, Osaka, 2005
Engineered by Kim Gwangho
Art Work : Giraffe Graphic
1. Intro
2. 冬の日の情景
3. 夢を見ないかい
4. まちとまち
5. Outro
Rare Track Series Good Times Roll Vol.1
2005.4.22 / citymusic / 品番なし / 配布のみ
2005年4月22日、梅田RAINDOGSで開催した自主企画イベント「Good Times Roll #1~バクの逆襲~」のチケット予約特典として配布した、いわば公式ブートレグ音源集。収録されている楽曲のほとんどはオリジナルとは異なったバージョンで収録。
「Intro」と「Outro」はジャム・セッション風の演奏から始まり、「冬の日の情景」はデビュー前の最初期のアレンジで、かなりフォーキーなアレンジ。「夢を見ないかい」は前年(2004年)の『LIVE』で初披露したスチョリのオリジナル曲。「まちとまち」もリッキー・リー・ジョーンズの「恋するチャック」を彷彿とさせるアレンジ違い。
<Personnel>
チョウ・ヒョンレ:vocal, acoustic guitar
キム・スチョリ:vocal, acoustic piano, shaker
キム・ガンホ:erectric guitar
浦朋恵:clarinet, sax, chorus
水田十夢:bass
~Guest Player~
道券慎太郎:drums
Produced and Arranged by RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA
Recorded at Wansk Studio, Osaka, April 5, 2005
Engineered by Watanabe Naoto
Assistant Engineer:Nomura Masafumi
Art Work : Giraffe Graphic
高田渡 ごあいさつ トリビュート
2005.7.31 / MIDI Creative / CXCA-1172
1. ごあいさつ / ふちがみとふなと 2. 失業手当 / 良元優作 3. 年齢・歯車 / 佐藤良成(from ハンバートハンバート)4. 鮪に鰯 / 溝口こうじ(from キッチン)5. 結婚 / 霜島由佳里(from キッチン)6. アイスクリーム / 趙亨来(from ラリーパパ&カーネギーママ)7. 自転車にのって / マーガレットズロウス 8. ブルース / 安宅浩司 9. おなじみの短い手紙 / 夕凪 10. コーヒーブルース / キオクノオト 11. 値上げ / おおはた雄一 12. 夕焼け / 宮武希 13. 銭がなけりゃ / 野村麻紀 14. 日曜日 / 馬場宏美 15. しらみの旅 / ラリーパパ&カーネギーママ 16. 生活の柄 / ハンバートハンバート
高田渡が1971年にリリースした名作『ごあいさつ』を様々なアーティストがカバーした『高田渡ごあいさつトリビュート』にラリーパパ&カーネギーママが参加。2005年7月リリース。「しらみの旅」をニューオーリンズ・スタイルでカバー。また、チョウ・ヒョンレ(趙亨来名義)は単独で「アイスクリーム」をカバーしている。エレクトリック・ギター弾き語りとコーラスの多重録音は、のちのソロ作品『My Name Is...』に通じる世界観。
《チョウ・ヒョンレのコメント》
高田渡トリビュートは、確かレコーディングで費用が出たはず。それで2曲提出して、2曲分を頂いて、その残った時間で何かレコーディングしたはず。『Rare Track Series』もそのときで、他にもレコーディングしたような…。「アイスクリーム」は、不安定なリズムでアイスクリームが溶けていく危うさを表現してます。(言い訳なじゃいよ笑)それと、コーラスはステイプル・シンガーズ風味。「しらみの旅」は、セカンドラインで賑やかな葬列風に渡さんを送り出したかった。リード・ヴォーカル2人がリードを取らずにふざけ続けてます。「夢を見ないかい?」でも出てくるスチョリの突拍子もない振り切ったふざけっぷりは、ここでの方が顕著です。高田渡トリビュートで「ハイドパーク」に出たときは、高田漣さんから直々にお礼の言葉を頂いて、僕らのリスペクトがちゃんと伝わったのかな?と安心しました。−2014.5.10 チョウ・ヒョンレ
▶しらみの旅 / ラリーパパ&カーネギーママ
チョウ・ヒョンレ:Guitar, Vocal
キム・ガンホ:Guitar, Chorus
浦朋恵:Clarinet, Saxophone, Tambourine, Vocal
キム・スチョリ:Piano, Vocal
水田十夢:Bass, Chorus
Guest Drummer:ファットバク道券
▶アイスクリーム / 趙亨来(チョウ・ヒョンレ)
チョウ・ヒョンレ:Guitar, Vocal
ようこそ夢街名曲堂へ!
2003.4.19 / dreamsville records / YDCD-0093
1. Welcome To Dreamsville / 黒沢秀樹&リトル・ギャング(真城めぐみ&片岡知子)2. 百恋 / クリンゴン 3. (What's So Funny 'Bout) Peace, Love & Understanding / rural 4. クエスチョンズ 67&68 / 安田しん二&吉岡よすお 5. Xanadu / bice 6. So You Want To Be A Rock'n'Roll Star / センチメンタル・シティ・ロマンス with ジェフリー・フォスケット 7. The Joker / 青山陽一 8. Close To You / 真城めぐみ&中森泰弘(from ヒックスヴィル)9. 大寒町 / ラリーパパ&カーネギーママ 10. Give Me The Tempo / instant cytron 11. マスカット・モーニング / 中野督夫 12. It's You / 京 崇子 13. 僕の最期 / Jamaican Cheek
dreamsville records初の日本人アーティストによるコンピレーション。黒沢秀樹(L⇔R)の書き下ろし楽曲から、instant cytron、青山陽一、ヒックスヴィル、bice、クリンゴン、センチメンタル・シティ・ロマンスなどが洋邦の名曲をカバー。ラリーパパ&カーネギーママはあがた森魚の「大寒町」をカバー。音源は2002年11月13日、渋谷B.Y.Gでのライヴ・レコーディング。リード・ヴォーカルはキム・スチョリが担当している。
このCDはまるで夢の街への切符のようですね。
あなたも是非、街へお越し下さいな。
−辻凡人
凄いフットワークの軽さでまたまたオモロイコンピをリリースしてくれてありがとう!さもないある日のライブの一曲ですが誰もまさかCD化されるとは思わずやってるトコが(青山くんとか飛び入りだし)いいのではと思ってます。個人的にはbiceの「Xanadu」オススメです!
−真城めぐみ(ヒックスヴィル)
これは「いい音楽」とか「わるい音楽」とかよく言うけど最初からそんなもの、決まっているワケではない。「やる側」と「聴く側」の気持ちがそこに有るか、無いか、といことだけじゃないか?と思う。単純なことだ。ここに収録されている「やる側」の音源はみんなやるき満々、気持ち満載。(なハズ!?)さて、どう聴く?
−中森泰弘(ヒックスヴィル)
クリビアにおまかせ! イメージ・アルバム
2004.2.18 / PONY CANYON / PCCA-01993
1. Lyrically simples / instant citron 2. Morning After Time / Bobbie's Rockin'chair 3. 電信 / 空気公団 4. アメ / バタアシ☆キング 5. THE GIRL FROM RETRO / KIMONO MY HOUSE 6. SUPER BOOTS / SOUL MISSION 7. 01 apple (think different) / risette 8. 枯葉のブルース / ラリーパパ&カーネギーママ 9. コーヒー / caferon 10. Mellow Yellow / elekibass 11. calorina / GOMES THE HITMAN 12. the melody goes on / roly poly rag bear
喫茶ロック now
2002.1.23 / Flavour of Sound / FVCC-80149
1. 冬のオルカ / キリンジ 2. すきまから / フリーボ 3. ハズム リズム / ヨシンバ 4. レモンを買おう / 空気公団 5. 春雨道中 / MAMALAID RAG 6. 090 / クラムボン 7.
落下ドライブ / benzo 8. novels / チキ サウンズ 9. ベッドが走る / 青山陽一 10. 涼風懐歌 / イノトモ 11. 手紙 / Clingon 12. 遠い願い / 東京ローカル・ホンク 13. ハナレバナレ / キセル 14. 都合により流浪 / タイライクヤ 15. 風に乗って / rallypapa and carnegiemama 16. 描くのは曲線のみ / コモンビル 17. ランチ / くるり
新宿ミーティング01
2001.10.7 / TOWER RECORDS / TIBE-0001(廃盤)
1. 光るピアノ / はやぶさジョーンズ 2. creepin' / Runt Star 3. 終わりの季節に / rallypapa and carnegiemama 4. 君の名前を呼べば / 初恋の嵐 5. かたくなに / サード・クラス 6. ぶかぶか / 風子 7. お手紙 / 東京ローカル・ホンク 8. 仏典読破 / 桂田5 9. LUCKYHOLE OFF / 穴奴隷 10. スーパーブラザーズ / ギターベイダー 11. 斜に構えよう / 胡瓜の花 12. さみしくとも明日を待つ / スキマスイッチ 13. 獄中と獄外は同じ / 太陽肛門スパパーン 14. はなそうぜ! / ニーネ 15. オレンジー / キマタツトム
結成間もない2001年8月、ラリーパパ&カーネギーママは新宿JAMと新宿LOFTで開催されたタワーレコード新宿店主催のイベント「新宿ミーティング01」に出演。そのときの模様を収録したコンピレーションに「終りの季節に」が収録。同年10月にタワーレコード新宿店限定でリリース、初期のライヴの様子が窺える貴重な音源。なお、オリジナルのタイトル表記は「終わりの季節に」だが、ここでは「終りの季節に」となっている。
以下、ライナーノーツより抜粋。
大阪からは"ナニワのザ・バンド"(なんか響きが悪い?)rallypapa & carnegiemamaが登場。実はこのバンド、大阪ではすでに話題騒然なんだけど東京でのライヴはこれまで少なかったので噂を聞きつけた輩がモリモリ押しかけました。
Peaceful, Easy Feeling "MUSIC DAY 2005"
at 茅ヶ崎東海岸ヘッドランドビーチ
2005.12.10 / Happinet Music / HMBH-1012
1. どこへ行こう / ラリーパパ&カーネギーママ
2. 終わりの季節に / ラリーパパ&カーネギーママ
3. ピンクシャドウ 4. 湘南ガール / ブレッド&バター with 松原正樹バンド
5. ほうろう 6. I believe in you 7. しらけちまうぜ / 小坂忠 with 佐橋佳幸・浜口茂外也・高野寛
8. 雨上がりの空に / バランサ
9. 君の笑顔 10. パラディソ 11. マリア・マリア 12. 月夜の晩には / 南佳孝 with クワトロ・ロコス
Hyde Park Music Festival 2005
2007.10.22 / Hyde Park Music Festival Organization / MHF-001~002
♪黒猫よ、待て! / ラリーパパ&カーネギーママ
♪Put A Little Love In My Soul / マーク・ベノ with ラリーパパ&カーネギーママ
【出演者】
麻田浩/アーリー・タイムス・ストリングス・バンド/岩渕まこと/エリック・アンダースン/大川まこと(東京60ワッツ)/小谷美紗子/小坂忠/洪栄龍/斎藤誠/SAKEROCK/佐野元春&The Hobo King Band/鈴木慶一・鈴木博文・武川雅寛/鈴木茂/センチメンタル・シティ・ロマンス/高野寛/テキーラ・サーキット/DIXIE PORK/バンド・オブ・バクシー・バウル/ハンバートハンバート/ブレッド&バター/細野晴臣/マーク・ベノ/森山良子/ヤマザキヤマト/ラストショウ/ラリーパパ&カーネギーママ(五十音順)